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Buddha’s dream (ブッダの夢)

河合 それは特に現代人の大問題とちがいますか。身体性を失ってるわけでしょう。考えてみたら、車を運転しているでしょう。車の運転は、みな、自分が運転できていると思ってるけど、本当は車のこと、ほとんど知らないわけですよ。どうしてこうなるのか。なぜこれを押せばこうなるのか、ほとんど詳しいこと知らないでしょう。テレビでもそうでしょう。だからね、現代人というのは、まったく中身を知らないで表層だけいっぱい使って生きてるわけです。だから、身体というのは空になってしまうんです。生きているということが空虚になる。ふっと、ものすごく虚しいというか、存在感というのがなくなるわけでしょう。いま言われたように、身体が感じるというか、身体が動くというのは、いま、きわめて大事なことじゃないですかね。神話を読むというよりは、神話の中に自分の身体が入らないと。
中沢 そうですね。身体が入っていける神話だと、僕は恍惚としちゃうんです。

河合隼雄×中沢新一 『ブッダの夢』

Born in Heaven (天国うまれ)


幻は とっとと 消えて無くなれ
夢なら このまま ずっと覚めるな
 
ドンキホーテ サンチョパンサ ロシナンテ & 俺
ふるさと遠く 天国うまれ
 
叶わない恋もある あきらめてしまえ
叶わない夢はない あきらめるな
 
ドンキホーテ サンチョパンサ ロシナンテ & 俺
ふるさと遠く 天国うまれ
 
チンタッタ 3拍子で ブラリブラリ行こう
待たせておきな 明日なんか
 
ドンキホーテ サンチョパンサ ロシナンテ & 俺
ふるさと遠く 天国うまれ
 
へんな名前をつけて 呼び合ってみよう
笑えて泣ける へんな名前
 
ドンキホーテ サンチョパンサ ロシナンテ & 俺
ふるさと遠く 天国うまれ

甲本ヒロト/天国うまれ

人間一生糞袋


日出でて興き、日入りて臥す。飢ゑては喰らひ、渇して飲む。民の心にわたくしなし

上田秋成「春雨物語」

Song of ”Drops”「ドロップスのうた」

「ドロップスのうた」
まど・みちお作詞/大中恩作曲

むかし 泣き虫かみさまが
朝やけ見て 泣いて
夕やけ見て 泣いて
真っ赤な涙が ポロン ポロン
黄色い涙が ポロン ポロン
それが世界中に 散らばって
今では ドロップス
子どもがなめます ペロン ペロン
おとながなめます ペロン ペロン

むかし 泣き虫かみさまが
悲しくても 泣いて
うれしくても 泣いて
すっぱい涙が ポロン ポロン
あまい涙が ポロン ポロン
それが世界中に 散らばって
今では ドロップス
子どもが食べます チュルン チュルン
おとなが食べます チュルン チュルン

future

「なるべき理想の自分」は、写真や静止画のように時間が止まったイメージとして描かれ、その中で生きる時間を持ちません。理想の自分になれた瞬間が来ない限り、現在は仮の時間であり、そのためには1秒でも早く走らなければならなくなります。こうして人は「今を生きる事」を知らなくなります。
http://twitter.com/hsinri

Neue Foto(新興写真)

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新興写真はドイツの新即物主義(ノイエ・ザッハリッヒカイト)の影響に端を発し、1930年前後に強まった写真表現の潮流となり、世界各国に波及するに至ったものである。ドイツにおけるノイエ・フォト(Neue Foto)に対する(アメリカでは、ドイツ語から直訳されて、ニュー・フォトグラフィーとも呼ばれる)運動。ドイツのノイエ・フォトのことを「ドイツ新興写真」と呼ぶこともある。日本での解釈は「近代写真」と同義の場合もある。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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<文弥くずし>

 ♪ 雪をかぶって 寝ている笹を 憎や雀が揺り起こす
    *一杯 呑め呑め とろんとしょ 
     ちんちもりかりか まがまんのまんよいよい*

 ♪ 水の月 手には取れぬと諦めながら 濡れてみたさの 恋の欲
      *一杯 呑め呑め とろんとしょ 
     ちんちもりかりか まがまんのまんよいよい*

 ♪ 身をも 命も惜しまぬものを 何の浮名や 世の義理を
   *一杯 呑め呑め とろんとしょ 
     ちんちもりかりか まがまんのまんよいよい*

-江戸端唄・俗曲の試聴と紹介-
http://sasakimikie.seesaa.net/article/133021342.html

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「あわてんぼうの歌」 まど・みちお

あわてんぼうの おつかい
用事(ようじ)も きかず
あわてて かけだす
タッタッタッタッタ
一丁目の かどで
気がついて かえる
用事は なんだっけ
タッタッタッタッタ

beautifully, tenderly, and idiotic.

kurunami

つよくも、ゆたかでも、かしこくもなかった頃のわたくしたちの国に、うつくしく、やさしく、おろかな人々が暮らしていた。
しんじられないかもしれない。けれどそれはほんとうのこと。

うつくしく、やさしく、おろかなり。
そんな時代がかつてあり、人々がいた。そう昔のことではない。わたしたちの記憶の底に、いまも睡っている。
<杉浦日向子>

Sense of being(けはい)

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けはいは、目に見えない。手で触れられない。におい、かおりで察するものだ。それは、嗅覚の能力ではなく、感性のちからだ。
「杉浦日向子」